水中の生き物の水づくり生き物を飼う前に

ピー(guppy)

グッピーは熱帯魚の初心者が入門魚(にゅうもんぎょ)として飼います。
水にさえなれれば、かんたんに育てられます。
メスのおなかから小さいグッピーの赤ちゃんが出てきます。
グッピーは卵胎生魚(らんたいせいぎょ)なのです。

★教室での育て方★
グッピー グッピーを飼う水そう
  • 飼育容器
    ・水そう

    ・エアーポンプ

    ・フィルター(上部フィルター)

    ・バックスクリーン(水そうのわくと同じ色がかっこいい)

    ・ガラスぶた(ライトの下になるように置きます。)

  • 水槽の中に入れるもの ・水草(カボンバ、ウィローモス、ウォータースプライトなど)

    ・小石(粒が5mmくらい)グッピーはアルカリ性の水質が好きなので、さんご砂でもよい。

    ・くみ置きの水

    ・コケとりじしゃく(すいそうの中と外からはさむタイプ。あると便利)

    ・水温計

    ・電子サーモスタットつきヒーター

    ※図のような豪華(ごうか)なセットでなくても、学級ではメダカを飼えるような水そうを用意し、カメヒーターをつけただけでも飼えます。

グッピー

    ・グッピーフード(配合飼料)

    ・赤ちゃんグッピー用に、「卵胎生魚用ベビーフード」をあげています。

グッピー

  • 水づくり
     飼う前に、水づくりはしっかりとしてください。一晩にして水そう内の魚がぜんめつしてしまうこわい病気もあります。水中の生き物の水づくりを読んでくださいね。

  • グッピーの好む水温
     20度〜28度です。熱帯魚の中では、わりと低い水温でもがんばれる魚ですが、冬場はヒーターで水温をあげてやらなければなりません。

  • えさやり
    えさは食べのこしがないように様子を見ながらあげます。一日2回ほどあげます。

  • 水かえ
     グッピーはメダカとは違い、「アルカリ性」の水質を好みます。「アルカリ性」をたもつためには
    ・塩をひとつまみ入れる。(水をたくさんかえた後)
    ・こまめに水をとりかえてやる。
    この2点が大切です。学級では、
    『毎日水そうの水をカップに一杯とってすて、くみおきの水をカップ一杯とちょっと足す。』
    という方法で飼育しました。なぜ水を足すときは「一杯とちょっと」なのかというと、ヒーターを入れているため水の蒸発(じょうはつ)が多いからです。

  • 赤ちゃん魚を産ませよう
     水質がよく、水温もちょうどよい高さに安定していれば、一年中いつでも赤ちゃん魚を産みます。ただし、グッピーは生まれた赤ちゃんを食べてしまいますので、注意が必要です。赤ちゃんはだいたい朝に産まれることが多いのですが、油断(ゆだん)をしていると、昼でも夜でも産まれてしまいます。前もって準備をしておきましょう。

    赤ちゃんの産ませ方・育て方

    1. 水そう内にたくさん水草を入れる
       この水草は下にしずむタイプのものでなければなりません。グッピーの赤ちゃんは産まれてすぐは下にしずんでいるからです。学級ではウィローモスを入れました。ウィローモスはくきがないタイプの糸状の水草です。赤ちゃんはこの水草の中にかくれることができます。
       しかし、とろい赤ちゃんは食べられてしまいます。しかし結果的にはすばやくてかしこくて運のよい赤ちゃんだけが残っていくことになります。

    2. トラップ(産仔ケース)を使う
      トラップ  水そうの内がわにケースをとりつけ、そこに赤ちゃんを産むまぎわのお母さんグッピーを入れます。グッピーの赤ちゃんは産まれるとすぐに下にしずむので、お母さんグッピーと分けることができ、お母さんに食べられません。

    3. 別の水そうを用意する
       もう一個水そうを用意し、水づくりをしておきます。これでもか、これでもかというくらい、水草を入れます。赤ちゃんを産みそうなお母さんを入れ、生まれるのを待ちます。
       赤ちゃんを産んだらお母さんをもとの水槽にもどします。

      ※2と3の方法には同じ問題があります。それは、つぎつぎとメスが赤ちゃんを産むため、ケースも新しい水そうも順番待ちになってしまうことです。生まれる赤ちゃんを全て育てようとすると、学級中が新しい水そうで埋めつくされてしまいます。学級の子に分けてもかぎりがあります。一度赤ちゃんが生まれるのを観察できたら、1の方法でほうっておくのがいいのかもしれません。

★病気、よぼう、なおし方★
病気の名前とようす ちりょうのし方 よぼうのし方
【白点病】
からだのあちこちに白いぽつぽつ
白い点が増えて弱ってくる。
早い時期に発見し、薬を水そうに入れればなおります。
  • 病気の魚を別の水そうへうつし、メチレンブルーやグリーンなどの薬を、説明書をよく読んできまった量を入れます。(大人にやってもらおう)
  • 水温が高くないと(25度以上)ききめがうすいので、もしあれば夏以外はヒーターなどで水をあたためましょう。
  • 同時に塩をひとつまみいれましょう。
水温が急にかわるようなことをしない。(冷たい水での水かえ、ストーブのそばにおく、など)
【尾ぐされ病】
きず口にカビや細菌がつき、ひれがとけるようにくさる。
ほかの魚に病気がうつりやすい。
【口ぐされ病】
口のところにわた毛のようなものがつく。
えさが食べられない。
ほかの魚にうつる。
あっというまに病気がすすんだり、ほかの魚にうつって魚がぜんめつすることがあるので、早い時期に見つけなければなりません。
  • グリーンFなどの尾ぐされ病ちりょう薬を、説明書をよく読んできまった量を入れます。(大人にやってもらおう)
  • 食塩もききます。
  • 病気があらわれた魚は他の水そうにうつしてちりょうしますが、病気の出ていない魚も薬を入れた方がいいでしょう。
  • この病気の出た水そうは、水をすててよく洗ってください。
魚をいどうするときにキズをつけない。
魚どうしにケンカをさせない。(せますぎる水そうはだめ)

水そうの中にキズがつきそうなものは入れない。(プラスチックでできた水草の中には、キズがつくものがあります)

水温が急に下がることはしない。(水かえなど)

水がよごれたままにしない。
【えら病】
えらがまくれあがる。
こきゅうができなくなって、くるしがる。
細菌がエラについたり、寄生虫(きせいちゅう)がエラについておこる病気です。
  • 水をとりかえて、メチレンブルーを入れる。
  • メチレンブルーできき目がなかったら、尾ぐされ病ちりょう薬に入れてみる。
生きたえさ(糸ミミズなど)を入れると、それに寄生虫がついていることがあります。

そのほかの予防法は尾ぐされ病と同じです。
※病気ちりょう中の水そうにも、子ども達はよくえさをあげていますが、えさはあまりあげないほうがいいようです。ちりょう用の水そうはかんきょうがわるい場合が多いので、水が早くよごれてしまいます。また、水草を入れるとだんだんかれてしまいます。
★グッピー豆ちしき★
  • グッピーグッピーのオスとメスの見分け方はかんたん。
    グッピーのオスとメス

     メダカとは違い、グッピーののオスとメスを見分けるのはかんたんです。オスが美しく、メスが地味(じみ)です。オスはヒレが長く、広く、もようがはっきりしてきれいです。メスはそのぎゃくです。
     人間とはちがってオスがおっしゃれーなんですね。

     グッピーのオスはしりびれがとがった形をしています。ここから精子(せいし)をメスの体内に入れます。メスは受精(じゅせい)したたまごをおなかの中でかえします。だから、おなかの中から赤ちゃん魚が出てくるのです。

  • グッピーグッピーのメスってどのくらい赤ちゃんを産むの?

     生まれて3〜4ヶ月でグッピーは大人になります。大人のメスは最初10匹くらい赤ちゃんを産みます。つぎの月には20匹くらい産みます。そして次の月には30匹・・・・・・・。つまり、毎月赤ちゃんを産むのです。
     しかもその数はどんどん増えて行くのです。グッピーの寿命は1年半〜2年くらいだそうですから、ベテランお母さんだと一回に150匹くらい産むこともあります。
    お母さんグッピー  一回の受精で3回くらい赤ちゃんを産みます。だから、オスが入っていない水そうでも産むのです。メスの体は赤ちゃんをうむたびにだんだん大きくなっていきます。肝っ玉(きもったま)母さんですね。これは。

  • グッピーお母さんがどんな状態(じょうたい)になったら赤ちゃんが生まれるの?

     赤ちゃんを産みなれていないお母さんは、赤ちゃんを産む数が少ないのでわかりにくいのですが、お母さんのおなかの肛門(こうもん)の近くに黒いところがあって、そこで赤ちゃんがたまごからかえるのです。ですから、その黒い部分はだんだん大きくなってきます。エラの下のところもぽこんとふくらんできます。
     肛門のところもふくれてきて、おなかの部分が全体的に四角いかんじになります。こうなると、あと数時間で産みます。

ピー
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